資料性・ボリュームが圧倒的
長いのでまとめを先に。
か
純粋にガンシミュレータとしてみれば中の上程度の内容なものの、「質の高い百科事典」「圧倒的なボリューム」が非常に高得点。銃の仕組みについて詳しく知りたい人にはぜひオススメのアプリです。
以下ロングバージョン。
モバイル用銃火器シミュレータとしてはかなりクオリティ高いです。
基本的な銃の操作がそれなりに再現されており、例えばMac10のようなオープンボルトの銃なら、ボルトが開放状態ならマガジンリロードだけで発砲できるなどがきちんと再現されています。
ただしアイアンサイトがごく一部の火器にしか実装されてなかったり、スライドストップは弾を撃ち切った時しか作動しないなど、細かい点で再現されていないのが残念。
しかしこのアプリのすごいところはここから。
まず収録されている銃の総数は現時点で220に達するというボリューム。
無料状態でも一部の銃のシミュレータが楽しめ、コルト ガバメント、AK47などの有名どころ多数が収録済みです。銃声はしょぼいですが……。(有料パックのサウンドはかなり高音質です)
その範囲も幅広く、最新の小火器は当然として、戦車砲や空対地砲、古くは西部開拓時代の銃、果ては火縄銃・ラッパ銃などまでが収録されています。
近代的な銃なら簡単なカスタマイズにも対応しており、照準器・サイレンサーなどのアタッチメントを付けて楽しむことができます(先述通り照準器を覗けないのが片手落ちですが……)。
そしてもう一点は百科事典モード。
残念ながら英語のみの収録ではありますが、その内容はかなり専門的な解説で、読みごたえがあります。
また百科事典モードは「無料ですべての銃に対応している」点もポイント高いです(有料なのはシミュレータ部分のみ)。
一言で言うなら、「資料性が極めて高い」ということに尽きます。ここが凡百の類似アプリと一線を画するところであります。
また料金設定ですが、パック毎に料金がかかりますが、全部一斉にアンロックするには1,100円かかります。
よくある「ゲーム内通貨をリアルマネーで買わせる」みたいな馬鹿げた課金は一切ナシです。このアプリに1,100円の価値があるかどうかはさておき、このやり方は良心的でしょう。
個人的には開発者へのお布施という意味でも1,100円払って良かったと思ってます。
とび零 about
GUN CLUB 2 - Best in Virtual Weaponry, v4.5.1